倉敷から、世界へ、
モータースポーツの魅力をチューンする!
2013年、トヨタのカーディーラーである「岡山トヨペット」の社内レーシングチームとして発足。
チーム名は、現在のGRガレージが、発足当初のエリア86時代から、倉敷にあったことから、頭文字のKを取り、クルマ用語であるチューンという言葉の「性能を引き出すように調整する」という意味を掛け合わせ「K-tunes Racing」と命名。「K-tunes」には、モータースポーツの魅力をチューンすることで、倉敷から全国へ、世界へモータースポーツファンとクルマファンを広げていきたい。そんな想いが込められています。
チーム活動の目的は2つ。
チーム活動の目的の一つは、チームスタッフのスキル向上を目指すこと。
もう一つは、モータースポーツとクルマのファンづくり。
ピットワークを担うのは岡山トヨペットの社員たちです。秒単位のピットワーク、正確性を、レースを通して磨いています。レースは多くのスタッフが関わりますが、チームワークの良さもレースの勝敗には大きく左右します。特にSUPER GTのような大きなレースの緊張感は半端ありません。その中で、皆がチームとして、プロとして懸命に取り組み、それが勝利につながる達成感は何ものにも代え難いものです。
勝利はもちろんですが、その喜び、熱量が、観る人に伝わり、モータースポーツとクルマのファンづくりにつながることを目指して、チーム一丸となって活動しています。
チームロゴは、堂々とした勇敢さ、強さ、勝利の象徴である、鳥の王者イーグル(鷲)をモチーフに作成しました。大きなピストンを鷲づかみし、羽ばたく姿は、モータースポーツの王者を目指す様を表しています。また「人類と神様をつなぐ鳥」とも言われるイーグルを、モータースポーツとファンをつなぐ役割に置きかえ、モータースポーツを盛り上げる強い志を表現しています。

2013年に岡山のトヨタ系ディーラーである岡山トヨペットが「K-tunes Racing」を発足し、多くの皆様のご支援・ご声援をいただきながら10周年を迎えることができました。10年の間には嬉しかったこと、悔しかったこと様々な感情があります。
直近では新型コロナウイルスの影響で有観客でのイベントに一時規制が入り、多くの皆様と会う機会が減り大変寂しい時間を過ごしました。まだまだ油断できませんが、また皆様の前で体制発表が行えますこと大変うれしく思います。
2022年SUPER GTでは決勝レース入賞6回と安定した成績を残すことができましたが表彰台には届かず課題の残った1年となりました。2023年も昨年に引き続き影山監督指揮のもと、新田選手、高木選手のゴールデンコンビで暫く遠ざかっておりますシリーズ1勝を目指します。また今シーズンはレースデビューするドライバーのサポートや新たなカテゴリーへの参戦とチームにとってチャレンジングな1年となります。皆様どうぞ私達の活動にご期待ください。
今年も本気でレースに取り組み、考えうる様々なプロモーションを地域に根ざして展開し、この街を盛り上げたい!と思っています。レースへの取り組み、意気込み、熱量が、多くの方の感動につながり、クルマファン、モータースポーツファンの振興につながることを願ってやみません。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

岡山トヨペットのテクニカルサービスにおける歴史の新たな1ページとして、人財育成の拠点である教育研修施設「Education Center」と、モータースポーツファンづくりに向けたK-tunes Racing新たな情報発信の場である「Boostar」を開所。クルマを愛する皆さまの声にお応えすべく、新たな体制で臨んでいきます。