K-TUNES RACING

OKAYAMA チャレンジカップレース第2戦 N1-86 レース第1戦 岡山国際サーキット

オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes オカヤマチャレンジカップレース第2戦ktunes

予選でAREA86倉敷がフロントローを独占!
末長一範/中山雄一組がポール・トゥ・ウィンを達成!!

岡山トヨペットを母体とするK-TUNES RACINGが挑む、岡山国際サーキットが舞台のOKAYAMAチャレンジカップレースのN1-86レースの第2戦が、2H耐久として開催された。今回は2台体制で挑み、96号車をAREA86倉敷として、チーム代表でもある末長一範選手と中山雄一選手に、そして90号車をAREA86倉敷with TMCとして、新田守男選手と田中浩至選手、須永利治選手に託しての参戦となった。

第2戦のレースウィークは天候に恵まれ、絶好のコンディションのもとでの走行となった。9時30分から行われる予選の計測は25分間。その間に、特に90号車は3人のドライバーが、それぞれ基準タイムをクリアしなくてはならないから、慌ただしいことこの上なし。その90号車には新田選手が、そして96号車には中山選手が最初に乗り込み、計測開始と同時にピットアウト。さっそくタイムアタックを開始する。すると新田選手はワンアタックで1分45秒662をマーク、中山選手は1周をウォームアップに充てた後、1分45秒532をマークしてレコードタイムを更新、その時点での1~2番手に並ぶこととなる。
続けて90号車は田中選手、高須選手の順で走行し、基準タイムを難なくクリア。96号車はチェッカーまで末長選手が走り続け、1周ごと着実にタイムを縮めていき、最後の周には1分49秒006にまで到達する。中山選手と新田選手のタイムを破る者は、全クラスを通じて最後まで現れなかったため、2台のAREA86倉敷は見事フロントローの独占に成功!
「僕自身も1分49秒台がポッと出て良かったし、雄一さんが早い段階でタイムを出してくれたので、非常にいい予選だったと思います。ポールポジションからのスタートは、たしか初めて。気持ち良く行けそうです」(末長選手)
「台数が多かったので完全なクリアラップではなく、ちょっと引っかかりましたが、ほとんどロスなく走れたので、他の人よりもいいアタックができたと思います。86にスリックタイヤの組み合わせは、昨日の練習で初めて乗ったんですが、コーナーが速くて、ものすごく楽しいクルマなので、2時間耐久もすごく楽しみです」(中山選手)

決勝レースのフォーメイションラップは15時28分に開始。96号車は末長選手が、90号車は新田選手がスタートを担当し、グリーンシグナルの点灯と同時にアクセルを一気に踏み込んでいく。1コーナーへのホールショットに末長選手は成功、新田選手が続いていく。だが、後続のVITAはヴィッツRSの1500ccエンジンを積むも、N1-86の半分ほどの車重とあって、走りの質が異なることから、両選手は無意味な戦いは不要と判断。スムーズに譲って新田選手は3番手、末長選手は7番手にいったん退くことに。もちろんクラスでの上位はキープしたままだ。
2台のうち、先に動いたのが96号車で、32分経過した17周目に中山選手とバトンタッチ。そして50分経過した28周目に、90号車も田中選手に代わる。1分47〜48秒台でコンスタントに周回を重ねる中山選手は、40周目にトップに浮上。大量のマージンを稼いで残り22分となった52周目に、再び末長選手が96号車に乗り込むこととなった。もちろん、トップはキープしたまま。最初のスティントではコンスタントに1分50秒台で周回を重ねていた末長選手だったが、このスティントではアグレッシブな走りを見せて1分47秒台まで記す。最後は2位以下を周回遅れとする圧倒的な展開で、優勝を飾ることとなった。
一方、90号車は残り32分を高須選手が担当。ゴール間際に谷口信輝選手もドライブした3号車の接近を許し、最終ラップに逆転されてしまったものの、4位でフィニッシュを果たした。
次回のレースは少々インターバルを置いて、8月19〜20日に再びスプリントレースとして開催される。夏場の暑きレースにおいても、この好調ぶりが保たれていることを期待したい。

「昨日の練習と今日の予選で、だいぶクルマに慣れてきたのか、タイムもちょっとずつ上がってきて。最初のスティントやスタートは緊張して、あまりうまくいかなかったんですが、最後のスティントはかなりリラックスできて、いい感じで力が抜けたのでベストが出たんだと思います。レース中に出たっていうのが良かったですね。優勝は嬉しいです、素直に!自分でも運転していて、すごく楽しかったです」(末長選手)
「無事に仕事を終えられて、末長さんも最後までミスなく走ってくれました。他のクルマがけっこうトリッキーな動きをするので、避けるのがむずかったんですが、ふたりでミスなく最後まで走れて優勝できたので、本当に良かったです」(中山選手)
「無事完走できました。順位も4位で接戦だったから良かったです。田中選手も頑張りましたし、初レースの高須選手もいましたから、完走できるか少し心配していましたが、すごくまわりを見ながら走られていたので、すごくいいレースになったんじゃないかと思います。もちろん、僕も頑張りました(笑)。できる限りマージンを作ろうと!」(新田選手)
「大変楽しかったです。みなさん、一生懸命で結果も残せましたから、大変楽しい一日になりました。ありがとうございます!」(田中選手)
「楽しく走らせてもらいましたし、とにかく安全に、完走できたのが良かったと思っています。最後に緊張感のある、いいバトルまで経験させてもらいました」(高須選手)