K-TUNES RACING

ONLINE SHOP

K-tunes Racing Webサイトは
リニューアルしました

2023.3.25-26 公式テスト天気予報通りの雨が降り続いた2日間
レインタイヤのチェックだけが成果

3月中旬ながら春真っ盛りの温かい陽差しに包まれていた岡山国際サーキットでの公式テストから2週間。今シーズン2度目の公式テストが行われた3月末の富士スピードウェイには、肌寒い冬のような雨が降り注いでいた。

開幕戦直前ということで、例年最終チェックに重要な役割を果たす富士での公式テストだが、雨となってしまっては、予定されていたはずのテストメニューをこなすことはできなかった。しかも参戦するチームやドライバーたちのため息が空を刺激したのか、2日目にはさらに雨量が多く、気温も低く、さらにコンディションが悪化していった。

K-tunes Racingにとっても、状況は同じだった。とくに開幕戦が地元・岡山での開催となるだけに、その準備のために意気込みも強い。文字通り水を差された形になってしまった。
ただし、雨だからこそ可能となったテストメニューもあった。それはダンロップのレインタイヤについてのチェックだ。ダンロップへとシューズチェンジをした2020年以降、公式のセッションでウエットだったのはほんの数回。予選も決勝レースも、ほぼドライコンディションばかりが続き、ドライバーによるチェックは実現していなかった。

とくに高木真一選手にとっては、ほぼダンロップのレインタイヤ未経験。それだけに4種類用意されたスペックを走らせながら、チェックしていく。新田守男選手とのゴールデンコンビはこうした場面でも有効で、お互いのコメントを共有することができ、結果として周回数も最低限に抑えることができる。冷たい雨の中、自分たちがミスをしなくても、他のマシンに巻き込まれてしまう危険性もあるから、路面コンディションと相談しながらタイミングを見極める必要もある。
初日のテストは、周回数は2人合わせて61周を走行。精力的に走らせたチームでは80周を超えていたが、多くのチームは70周前後ということを考えると、やや少なめ。タイム的にも下位に沈んでしまったものの、レインタイヤをしっかりと確認することができたことは、今シーズンのレースで活かすことができる、大きな成果といえるだろう。

さらにコンディションが悪化してしまった2日目、K-tunes Racingはマシンをコースインさせずにいた。気温はさらに低下し、雨量はさらに多かった。
 ウエットのテストというのは、刻々とコンディションが変化するため、あまり効果的なテストにはならない。データというのは同じ条件下でテストするからこそ、検証可能なのであり、テスト条件が変化してしまってはデータとして使いモノにならない。
 さらにK-tunes Racingではレインタイヤのチェックを前日に終えてしまっていたため、必要性の高いテストメニューもない。厳しいコンディションゆえに、マシンにダメージを負うリスクを考えると、コースインさせるべきではない、という判断となっていった。

実際、GT300クラスのマシンはほとんど走行せず、まるでGT500クラス専有のような形となっていた。ダウンフォースが強く、高性能なタイヤを履くGT500でさえ、1コーナーをはじめとして、アチコチでコースオフするシーンが見られた。
天気は午後になっても回復せず、セッションが始まった直後、K-tunes Racingは走行しないことを決めた。これによって2日目は周回数ゼロで終えることになった。

開幕戦を3週間後に控えた富士公式テストは、ドライタイヤでの周回するチャンスもなく、残念な週末となってしまった。しかしホームコースである岡山国際サーキットでの開幕戦だけに、地元ファンの目の前で好結果を出せるよう、万全の準備を整える。

コメント

  • 影山正彦チーム監督
    影山正彦 チーム監督

    「ドライコンディションで一度も走ることができなかったので、残念でした。ただウエットでのデータを手に入れることができたのは、良かったと思います。K-tunes Racingの11年目のシーズンですが、去年の成績を上乗せし、まずは表彰台、そして優勝が目標です。そのためにも、これまで培ってきたものをチーム全員一丸となって、地元・岡山での開幕戦を迎える予定です」

  • 新田守男選手
    新田守男 選手

    「富士で確認したかったタイヤやマシンのセットアップは、雨でテストすることができませんでした。ただその代わり、しっかりとレインタイヤを試すことができ、その改善点を含めてデータを得ることができました。それをタイヤ開発に活かせればと思います。このまま開幕戦となってしまいますが、良いスタートダッシュが切れればいいなと考えています」

  • 高木真一選手
    高木真一 選手

    「ダンロップのレインタイヤを履くのは、ほぼ初めてだったので、スペックの違いなどをキッチリとチェックすることができました。マシンはレインでもドライと同じようなフィーリングのまま、走らせることができたので、いい経験になったと思います。大きなトラブルもなく終えることができたので、開幕戦の岡山ではいい結果が出せるように、自分も整えて臨みます」

リザルトSUPER GT 2023 公式テスト 富士スピードウェイ

3月25日(土) 総合 天候/雨 コース/ウエット

Pos.Car No.Machine Driver1回目2回目Tire
17Studie BMW M4
荒 聖治/柳田真孝
1'51.7491'44.502MI
26DOBOT Audi R8 LMS
片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン/神 晴也
1'59.6331'44.740YH
318UPGARAGE NSX GT3
小林祟志/小出 峻
1'53.2311'45.079YH
456リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
J.P.オリベイラ/名取鉄平
1'51.2701'45.355YH
588JLOC Lamborghini GT3
小暮卓史/元嶋佑弥
1'49.7091'45.364YH
1796K-tunes RC F GT3
新田守男/高木真一
1'51.2951'46.981DL

3月26日(日) 総合 天候/雨 コース/ウエット

Pos.Car No.Machine Driver3回目4回目Tire
152埼玉トヨペットGB GR Supra GT
吉田広樹/川合孝汰
1'51.7241'48.404BS
261SUBARU BRZ R&D SPORT
井口卓人/山内英輝
2'00.4371'48.580DL
318UPGARAGE NSX GT3
小林祟志/小出 峻
2'00.2881'49.910YH
49PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG
阪口良平/リアン・ジャトン/川端伸太朗
2'01.1501'50.658YH
556リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
J.P.オリベイラ/名取鉄平
1'58.1731'50.725YH
-96K-tunes RC F GT3
新田守男/高木真一
未出走未出走DL

Photo Gallery