K-TUNES RACING

2022 Rd.1 Preview5年目のシーズンを迎えるK-tunes Racing
まずは1勝を目指し、開幕戦岡山を戦う

いよいよ2022年シーズンが幕を開ける。SUPER GT 第1戦は、例年通り、岡山国際サーキットで4月16日(土)〜17日(日)に開催される。地元サーキットでのスタートとなるK-tunes Racingは、5年目のシーズンを迎えることになる。

GT300クラスのマシンの中で、LEXUS RC F GT3は重量級であり、ノンターボであるためエンジンパワーの面でも優位性はない。タイトなコーナーが連続するテクニカルな岡山国際サーキットのコースは、得意なコースとはいえない。それでもホームコースでのレース、チームも、メカニックたちも、そしてドライバーにとっても、慣れ親しんできたコースに違いない。K-tunes RacingのファクトリーであるBoostarから約1時間の場所、ホームコースのアドバンテージは、少しずつ積み重ねられるハズだ。

チームの構成は、ドライバーに高木真一選手が新加入した以外、基本的には変わらない。単なるレース活動に留まらず、人材育成というもうひとつの目的を持つため、岡山トヨペットのメカニックのメンバーは入れ換えがあった。これも例年同じ。開幕戦ではまだコンビネーションが不十分で、第4戦あたりからチーム全体がまとまり始める。ただ、そうはいっても大きなミスをすることなく、シーズンは進んでいく。

2022年シーズン、ダンロップタイヤへと履き替えてから3シーズン目となる。タイヤは進化を続け、RC F GT3にマッチするような方向へと着実にポテンシャルを高めている。また走行データも積み重ねられており、天候や路面温度の変化など走行環境にマッチさせるだけでなく、戦略的なタイヤ選択も現実のものに近づいている。
影山正彦チーム監督は、新しいシーズンについて、「昨年はダンロップタイヤへと変更して、初めて2位表彰台を獲得することができました。今シーズンの目標としては、まずは1勝を挙げたいですね。そのためにチームはさまざまな準備をしてきました。また高木真一選手という、ベテランドライバーの加入で、チームとしてもレベルアップを果たしていると思います。新田守男選手もそうですが、いい勝ち方、そして、いい負け方を知っているドライバーですから、いい結果に繋がっていくと思います」と、抱負をコメントしてくれた。
SUPER GT 開幕戦は、4月16日(土)に公式予選、4月17日(日)に決勝レースが、岡山国際サーキットで行われる。


(過去データ)
K-tunes Racing 岡山大会 戦績

2021年 第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE
2021年4月10日(土)〜11日(日) 岡山国際サーキット
ドライバー 新田守男選手 / 平良響選手
公式予選 Q1 A組8位 Q2 7位
決勝レース 6位 77Laps 優勝した#56に対して35.977遅れ

2020年 開催中止
2019年 第1戦 公式予選 Q2 2位 決勝レース 優勝
2018年 第1戦 公式予選 Q2 6位 決勝レース 14位