K-TUNES RACING

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2020.3.14-15 公式テスト3年目のシーズンイン
新生K-tunes Racingの挑戦始まる

岡山トヨペット K-tunes Racingは、SUPER GT参戦3年目のシーズンを迎えました。2018シーズンは2勝、2019シーズンは2勝+3位2回としてシリーズランキング2位を獲得しました。さらに前へと目標を進むとすれば、チャンピオン以外にありません。

2020シーズン、チーム体制を一新しました。メンテナンスガレージを山口から倉敷へと戻し、岡山トヨペットの多様なバックアップを強化します。またマシンのセットアップやレースをマネージメントするエンジニアも交代し、岡山トヨペットからレースメカニックが増員されました。メカニックが使用する機器も更新されたものが多く、チャンピオン獲得のために新しい風が吹き込まれた、という印象になっています。

またレースでのパフォーマンスに大きく影響するタイヤが、ダンロップへと変更されました。2019シーズンでは2つのチームで3勝を挙げており、十分に戦える性能を持っています。ただし新しいタイヤということで、昨年までのデータが使えず、ゼロからデータを構築しなければならないのが、とくにシーズン序盤では厳しいところです。影山正彦チーム監督、新田守男選手、阪口晴南選手という陣容、そしてマシン、LEXUS RC F GT3は変わりません。細部まで知り尽くしたマシンから、絶妙なコンビネーションを見せるチーム監督&ドライバーが最高のパフォーマンスを引き出してくれることでしょう。SUPER GTの公式テストは例年ならレース同様の観衆の熱気の中で開催されてきたが、今回は新型コロナウイルスの問題で無観客となりました。一日も早い終息を望みたいところです。

1日目は未明からの雨がコースを覆い、走行開始直後に雨は止んだものの、コース上はウエットコンディション。それでも96号車はさまざまなデータを確認しながら、順調にテストを進めていきます。徐々に路面から水が捌けていった夕方、GT300専有走行では阪口晴南選手がトップタイムをマーク。最終的には逆転されたものの、1日目を2位で終えました。
しかし雨模様は2日目にも続き、午前中は曇り空ながら路面はウエット。それでも午後になってドライへと改善し、多くのマシンがタイムアップ。そういう状況下でも96号車は常にトップ10に入る速さを見せ、今シーズンの活躍を予感させてくれました。

Race Record

コメント

  • 影山正彦
    Team Director影山正彦

    チーム体制が変更になり、新しいメンバーも増え、タイヤメーカーも変更になり、新たなスタートを切る形ですね。K-tunes Racingが強固なチームになるための大事な一年になります。ぜひ応援をよろしくお願いします。

  • 阪口晴南
    Driver阪口晴南

    K-tunes Racing2年目ということで、顔なじみのスタッフとまた一緒に戦えるのは嬉しいですね。ただチーム体制が一新されたこともあって、今回のテストでも長所と問題点がいろいろと出ました。まずは一勝を目指します。

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