K-TUNES RACING

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2019.3.16-17 公式テスト初日は新田守男が2番手タイムを記録

SUPER GTで2度目のシーズンを迎えるK-tunes Racing。その開幕戦を 4月に控え、その前哨戦ともいえる全チームが対象となる公式テストが、3月16日(土)〜17日(日)の2日間、岡山国際サーキットで開催されました。開幕戦が行われる場所だけに、チームはセットアップ(マシンの調整)だけでなく、自分たちの位置や他のチームとの差や見つけることも可能です。

2018年は、日本最高峰のツーリングカーレースで、岡山トヨペットの社内レーシングチームが活躍し、1年目にも関わらず2勝を上げました。それをビギナーズ・ラックとしないためにも、さらなる進化が求められます。
マシンは昨年と同じレクサスRC F GT3ですが、カラーリングはマッドブラックのフルカラーから、ホワイトとグレーを加えポリゴン風デザイン処理へと生まれ変わりました。後ろ姿はブラックですが、真正面からはホワイトに見えるという、二面性を持ち合わせています。

ドライバーはベテラン新田守男選手に、K-tunes Racing新加入となる若手・阪口晴南選手のコンビネーションとなりました。 SUPER GT最多勝を誇るレジェンドと、弱冠19歳の新人の組み合わせが、化学反応を起こし相乗効果を生む可能性もあります。K-tunes Racingもまた、新たに3名のレースメカニックが岡山トヨペットのサービススタッフから選抜され、チーム力向上を目指しています。

春の陽気を感じさせていた3月中旬でしたが、この週末は冬へと 逆戻りしたかのような寒さになりました。それでも新しいシーズンに賭ける熱気が拡がっていました。
16日の午前中、今シーズン用の新しいタイヤのテストを中心に走行していた新田守男選手は、見事にトップタイムをマーク。昨年からの好調をキープしていることを証明しました。午後には1台にトップタイムは奪われてしまったものの、6日全体で2位となりました。 ただし他の有力チームがタイムアタックをせず、あえてラップタイムを抑えている可能性もあり、判断は難しい。

阪口晴南はルーキーテストを一発合格

17日は新人・阪口晴南選手がメインでステアリングを握りま した。未明から雨が降り続き、路面はウエットの状態。そのコン ディションの中、阪口晴南選手のルーキーテストも実施され、安定したラップタイムなどのチェック項目をクリアし見事に一発合格。公式にK-tunes Racingのドライバーとなりました。動き出した 2019 年シーズン、昨年のいいコンディションをキープしたK-tunes Racingの活躍に多くの注目が集まることになることでしょう。

コメント

  • 影山正彦
    Team Director影山正彦

    初日の午前中は新田選手がトップタイム、午後は 2番手といういいタイムを残せました。2日目は阪口選手が、この雨の中でもルーキーテストをパスしてくれたのが良かったですね。トラブルはいくつかありましたが、クルマもチームも、そしてドライバーも、いい方向へ進んでいると思いますので、今シーズンも期待に応えていきたいと思います。

  • 新田守男
    Driver新田守男

    初日に2番手のタイムを出せたんですけど、他のチームがベストの状態で走っているのか判らないので、楽観視はできないですね。今週もそうですけど、岡山国際サーキットは天候が不安定なので、開幕戦はその中で上手くパフォーマンスを引き出せれば、結果が残せるのではないかと思いますね。阪口選手にとってGT初レースになるので、落ち着いたレースにしたいですね。

  • 阪口晴南
    Driver阪口晴南

    初日はウォームアップ程度でしたけど、2日目はメインで、午前中にはルーキーテストもありました。ウエットも走ることができたし、ほぼレースの時に走るような長い距離を走ることもできました。そういう意味ではいいテストができた、と思っています。まだまだ学ぶべきことが多いので、新田選手からいろいろと教わりながら、レベルアップしていきたいと思います。

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